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【無駄を嗜む】バカげた禁酒法、コロナの恐怖が生んだ“おまじない” (1/2ページ)

 東京は7月12日から4度目の緊急事態宣言発出に至りました。馬鹿のやることです。西村康稔経済再生担当大臣の発言などが批判を浴びましたが、またも宣言地域では酒類の規制となりました。事実上の禁酒法です。この措置をはじめ、小池百合子都知事が率いる東京都が行ったコロナ対策はあまりにもバカげており、日本の理科教育の敗北をひしひしと感じました。

 そもそも、感染ルートで最も多いのは家庭です。その次が介護などの施設と職場、或いは通勤経路で、会食や飲食店の割合は低い。飲食店を締めつけても効果は薄いのです。産経新聞が報じたように、世界中から日本の酒類規制は奇異の目で見られています。若者の「路上飲み」を不道徳と決めつけていますが、根拠は何もありません。路上で酒を飲むこととコロナ感染の因果関係には何があるのか。誰も証明できる研究論文など持っていない。若者の「不道徳」に高齢者が眉を顰め、不徳だと罵る単なる「老害」による馬鹿な行為です。こういう連中を私は自著で「道徳自警団」と名付けました。コロナウイルスが「夜の街だから」「お酒を控えているから」などと判断して感染力を強めたり弱めたりする事は無い。その一方で、「密」のお手本のような満員電車が運行しています。

 ウイルスのような目に見えないものがもたらす災厄に対処するため、具体的な形のある偶像を欲するのは、古代から続く普遍的な心理。いわゆる偶像崇拝です。スペイン風邪が大流行した大正時代。疫病が流行すると悪疫退散の護符が飛ぶように売れました。禁酒はある種の偶像なのです。

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