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【ギモン解消!!ワクチン接種Q&A】実は重要な予診票と問診 「軽い症状」は書かなくてもよいという誤解も

 ワクチン接種では、事前に予診票に持病やアレルギーの有無を記載し、会場では受付を済ませると医師による問診が行われる。この手続きの重要性について、現場で問診を担当する医師が指摘した。

 医師は感染症の専門ではないが、通常の業務外に接種者の問診を行っている。問診における注意点を聞くと、病気やアレルギーなどについて、予診票に重い症状のみを記載する人が多く、不十分だと感じることがあるという。

 「予診票に『重いアレルギー症状を起こしたことはあるか』などと書かれているため、軽い症状のものは書かなくてよいという誤解がある。投薬に関する質問も同様で、話を聞いてみると問題が見つかることも多い。アレルギーだけでなく、ぜんそくやアトピー、じんましんのある人も接種後は通常の15分以上ではなく、30分以上の待機が推奨されているため、予診票にはできる限り詳しく記載してもらいたい」

 副反応については倦怠(けんたい)感や頭痛、発熱などの症状が確認されている。医師は「接種直後、副反応として迷走神経反射を起こす人が多いが、少しでもおかしいと思えば、指示された時間より長く待機してもらうことが重要で、帰宅後も周囲に人がいる状況であることが望ましい」と話す。

 接種後に発熱した場合、市販薬や飲み慣れた薬で解熱することには問題がないが、予防措置として服用するのは避けるべきだと強調した。

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