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インドで“高致死率”のムコール症拡大 6日までに4万人超感染、空気中に漂う一般的なカビが原因

 インドで新型コロナに感染して回復した人々の間で、致死率が高い「ムコール症」と呼ばれる感染症が広がっている。インド政府が6日までに4万人超の感染を確認。治療薬が不足するなど社会問題になっている。

 ムコール症は空気中に漂う一般的なカビが原因の病気で、免疫力が落ちている場合にまれに罹患する。鼻や目を通じて脳に広がるため、早期の処置が不可欠で、治療では患部を切除する必要がある。米疾病対策センター(CDC)によると致死率は50%を超える。

 インドでのムコール症の広がりは、新型コロナの治療に使うステロイド薬の多用や、免疫力が低下している糖尿病患者が国内に多いことなどが背景にあると分析されている。

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