記事詳細

【ニッポン放送・飯田浩司のそこまで言うか!】“何かあれば出ていくよ”日米共同演習で中国にメッセージ 共産党創建100年…高まる緊張感 (1/2ページ)

 中国・北京の天安門広場で1日、中国共産党創建100年の祝賀大会が開かれました。夕刊フジでも、識者の方々が分析していますが、習近平総書記(国家主席)の演説は「偉大な夢を実現するには、粘り強く、たえまない戦闘が必要だ」「台湾統一は歴史的任務」などと、周囲の国々との協調よりも、わが道を行く姿勢が目立ちました。

 同時に、「中国の人民は、外部勢力によるいかなるいじめ、圧力、奴隷のように酷使されることを決して許さない」といった、周りからの圧迫に怯えるような器の小ささも感じさせました。

 香港の蘋果日報(アップルデイリー)を廃刊に追いやったときにも感じましたが、口では「大国だ」と言いながら、小さな新聞社の言動を気にして潰してしまう動機は、こうしたところにあるのかもしれません。

 このメンタリティーが「やられる前にやる」とばかりに暴発しないともかぎらない。われわれ周辺国はそうした事態を想定した備えが必要です。祝賀大会当日、備えの一端が垣間見える出来事が2つありました。

 1つは、英紙フィナンシャル・タイムズの「日米が台湾海峡有事を想定し、共同で図上訓練を行っていた」という記事です。東・南シナ海での災害救助訓練などの既存の訓練に、「台湾有事」を想定したメニューが加えられていた可能性や、最高機密扱いの共同図上訓練も含むとのことです。

 米NBCニュースが3月、「中国の台湾侵攻を想定した米国防総省の図上演習で、米軍がしばしば敗北している」と報じました。その際は、日本などの関与までは分かりませんでした。今回、このタイミングで共同演習を行っていることを示したのは、中国に向けてのメッセージでしょう。

関連ニュース