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連合の神津会長、立民・枝野代表に向け“正論”炸裂 「共産党と連立するのは意味不明」

 連合の神津里季生(こうづ・りきお)会長が、立憲民主党の枝野幸男代表に向けて“正論”を炸裂(さくれつ)させた。連合が支持する同党が次期衆院選で勝利した場合、共産党と連立政権を組む可能性について、閣外協力も含めて完全否定したのだ。

 「共産党は民主主義のルールに則(のっと)って運営している組織とはいえない。そういう政党と連立するなんてことは全く意味不明」

 神津会長は23日、都内での講演でこう語った。

 立憲民主党と共産党は先の通常国会で法案の賛否が分かれたケースが多く、安全保障など国家の根幹に関わる政策も異なると指摘。「立憲民主党中心の政権の予算案に共産党は本当に賛成するのか。それは全くの自家撞着(どうちゃく)で、閣外(協力)であってもあり得ない」と断言した。

 確かに、共産党は党綱領に「日米安保廃棄」「自衛隊解消」を掲げている。政府は11日の閣議で、共産党について「破壊活動防止法に基づく調査対象団体」「暴力革命の方針に変更はない」とする答弁書を決定している。

 両党の選挙協力について、共産党の志位和夫委員長は、自身が提唱する「野党連合政権」樹立に合意するのが条件という趣旨の発信をしてきた。

 神津会長は「(与党に)漁夫の利を与えない努力を政治の世界でやってもらいたい」と述べたが、選挙協力を通じた「トロイの木馬」作戦を警戒する声がある。

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