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【室谷克実 新・悪韓論】止まらない韓国の“反日暴挙” 誤り認めず詭弁を連発する背景に「官界の左傾化」による「運動圏文化」が影響か 政権人事に現れる文大統領の“贖罪” (2/3ページ)

 運動圏とは、被逮捕歴が勲章として語られるような世界であり、彼らの多くは「資本主義的」な意味で言う“まともな職”に就いた経験がない。それは、「○○問題の専門家であり、市民団体の代表として実績を上げてきた」といった起用理由から透けてみえる。

 金大中(キム・デジュン)政権から本格化した、左翼系市民団体に対する政府の各種助成金-端的に言えば「左翼利権」で食べてきたグループなのだ。

 韓国の理論派集団は左も右も、李王朝の「両班(ヤンバン=最上級身分の支配階級)」に気脈が通じる。意識しなくても、朱子学の感覚を持つ。決して自分の誤りを認めない。失敗したら言い訳のための大義名分(=詭弁や虚偽)を考え出し、失敗を追及する者に罵詈(ばり)雑言を浴びせるのが彼らの得意技だ。

 韓国型の理論派は、自分が考える「本質」への取り組みが重要であり、他のことは些事だ。官僚は長年の経験を積み重ねてきて出来上がった「仕事の手順」を重視する。しかし、理論派からすると、その多くは「本質から外れた些事」に過ぎない。

 人は易(やす)きに流れる。上に立つ運動圏出身者が「そんなことはどうでもいい」と言えば、高級官僚も下級公務員も大部分はそれに従うのだ。

 日本政府の「福島原発処理水の海洋放出方針」に対して、韓国の政界・民間は大炎上した。「日本は全世界の人類に核攻撃を仕掛けようとしている」という激烈な非難もあった。これも、敵対者に対する非難は「たとえ話」を極限までエスカレートさせる運動圏文化の影響ではないかと私は思う。

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