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闇に潜む殺人者…金正恩「豪華住宅」現場で犯罪多発 (2/3ページ)

 建設現場には、多くの建設部隊の兵士と、半強制の建設ボランティア部隊の突撃隊の隊員が多数送り込まれているが、小龍洞の現場では数日前、複数の突撃隊員が夜道を歩いていた女性を襲い、金目の物をすべて強奪する事件が起きた。また、休岩洞でも、男性が突撃隊員のグループに暴行され、現金を奪われる事件が起きた。そして、ついに人の命が奪われる事件が起きてしまった。

 別の情報筋によると、労働節の今月1日、夜遅くまで友人と遊び、帰宅途中だった50代男性が、休岩洞の建設現場のそばで姿を消し、翌日に遺体となって発見され、地域住民に衝撃が走っている。

 この男性は、元々この地域に住んでいたが、1万世帯住宅建設に伴い立ち退きを余儀なくされ、少し離れたところに住む兄の家に仮住まいをしているが、建設現場付近で強盗が多発しているとの噂を耳にしていたのに、久々の休みとあって遅くまで友人との時間を楽しみ、一人で夜道を歩き、事件の犠牲となってしまった。

 情報筋が伝える現地の空気は次のようなものだ。

 「小龍洞の線路周辺にあった住宅がすべて取り壊され、帰宅するにはそこを通る人々は安全のために少なくとも4~5人がまとまって歩かなければならない」

デイリーNKジャパン

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