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【菊池雅之 最新国防ファイル】日米仏豪共同訓練「ARC21」 自衛隊の援護で仏軍が建物制圧 海上パート訓練の最中に3隻の中国海軍艦艇が航行も (1/2ページ)

 フランス海軍は、強襲揚陸艦ミストラル級を旗艦とし、士官候補生を対象とした練習航海「ジャンヌダルク」を実施している。

 今回は「ジャンヌダルク21」として、強襲揚陸艦「トネール」と、フリゲート「シュルクーフ」の2隻が2月18日、母港であるトゥーロンを出港した。エジプト、ジブチ、インド、インドネシア、ベトナムと寄港し、5月9日、長崎県・佐世保へ入港した。

 同練習航海にて、日本に寄港することはこれまでもあった。入港前後に、洋上にて、日仏2カ国間訓練も合わせて行われている。

 さらに今回は、5月11日から17日まで、米軍とオーストラリア軍も加えた共同訓練「ARC21」を実施した。

 海上パートは東シナ海、陸上パートは、相浦駐屯地(長崎県・佐世保市)と霧島演習場(宮崎県・えびの市)で開催された。2カ国間を飛び越え、多国間訓練となったことにも驚きであるが、日本国内でフランス陸軍が訓練をするのも初めてのこと。陸軍兵士たちは、「トネール」に乗り込み、一緒に航海を行っている。

 訓練名である「ARC」は、「Jeanne d’Arc(ジャンヌダルク)」の名前に後ろの部分を取ったもので、「アーク」と読む。なお、オーストラリア軍は海上パートのみ参加している。

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