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歯周病でコロナ死リスク「8倍」に 歯科医師「ウイルスが入りやすい環境を作ってしまう」 歯磨きに加え、ベロ磨きも重要に (1/2ページ)

 歯周病の人が新型コロナウイルスに感染すると、重症化や死亡するリスクが高くなるという研究が注目されている。緊急事態宣言が解除され、感染者数も増加傾向だけに、感染防止とともに重症化しないための手立ても考えておきたいところだ。

 歯の周りに細菌が増殖し炎症を起こす歯周病と新型コロナの関係は国会でも取り上げられた。自民党の山田宏参院議員が19日の参院予算委員会で、カタールやカナダの研究者が1月に専門誌に発表した「歯周病と新型コロナ感染の重症度との関連性」という論文を紹介した。

 歯周病を持つ新型コロナ患者は検査数258のうち33人(約13%)が重症化したのに対し、歯周病のない患者では、検査数310のうち重症化は7人(約2%)にとどまった。歯周病を持つ患者は歯周病でない人に比べて死亡は8・81倍、人工呼吸器使用は4・57倍、集中治療室への入院は3・54倍、合併症発症は3・67倍リスクが増すという。

 「歯周病にならなければ、コロナにかかりにくく、重篤化しにくいことにつながることを示している」と山田氏。

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