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北朝鮮、先週末に複数ミサイル発射か 米の圧力けん制狙う? 米紙報道

 米紙ワシントン・ポストは23日、北朝鮮が先週末に複数の短距離ミサイルを発射したと報じた。関係者の話として伝えた。詳しい日時は不明。1月20日のバイデン米政権の発足後、北朝鮮のミサイル発射が明るみに出るのは初めて。非核化に向けた米国の圧力強化へのけん制とみられる。

 一方、韓国の聯合ニュースは24日、韓国政府筋の話として、北朝鮮が21日に短距離の巡航ミサイル2発を発射したもようだと報じた。米国防総省のカービー報道官は23日の記者会見で「現時点で何も言うことはない」と述べ、確認を避けた。

 北朝鮮情勢をめぐっては、米韓両軍が今月8日から合同指揮所演習を実施し、米国のブリンケン国務長官とオースティン国防長官が17日から韓国を初訪問して同盟の強固さをアピール。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記の妹、金与正(キム・ヨジョン)党副部長は15日付の談話で、演習を非難していた。

 バイデン政権は2月中旬から水面下で北朝鮮と接触を試みたが、反応を得られていないとしている。現在、対北朝鮮政策の見直しを進めており、今後数週間で終える見込み。 (共同)

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