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【歳川隆雄 永田町・霞が関インサイド】菅政権中枢に佐藤内閣の系譜を引く政治家3人 政治は「縁」 首相の座は河野一族の悲願 (2/2ページ)

 小泉家も政治家4代の名門だ。戦前の民政党代議士だった小泉又次郎は同党幹事長、浜口雄幸内閣の逓信相を歴任した有力政治家だ。その娘婿で純一郎元首相の父・純也は、豪傑肌の又次郎、一匹狼的な純一郎氏と違って温厚な人柄でハンサム。だが一本気な性格で、政治的にブレが少なく、卓越した国会演説で知られた。

 純一郎氏は政治姿勢にブレが少なく、根はタカ派(新保守)という点で父の遺伝子(DNA)を継承している。同氏はかつて「私の家は安保一族なんだ」と語っている。

 では、進次郎氏はどうなのか。

 菅政権の目玉政策「脱炭素」に乗り、存在感を強めている。米シンクタンク戦略国際問題研究所(CSIS)に在籍した経験がある同氏は安全保障政策にも関心を抱く。

 そして、外交・経済担当首相補佐官の阿達氏。菅首相に再生可能エネルギー政策についても建言していることは永田町では周知の事実である。

 政治は「縁」である。佐藤内閣の系譜に連なる政治家が今、菅政権中枢に位置する。その菅氏は田中角栄氏の系譜を引く梶山静六元官房長官を「政治の師」と仰ぐのだ。 (ジャーナリスト・歳川隆雄)

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