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【高須克弥 Yes!高須のこれはNo!だぜ】コロナだらけの2020年、がん治療が後回しにされ続けると深刻だ (1/2ページ)

 流行語は「3密」、世相を表す漢字1文字は「密」と、今年はあらゆるものが新型コロナウイルス関連だらけの1年だったね。ほかのものが全部打ち消されてしまった印象だよ。

 ボクも生きているうちにウイルスによって国難ともいえる状態を目の当たりにするとは思っていなかった。もちろんペストやスペイン風邪は知っているけど、それは過去に起きた歴史上の出来事だからね。MERS(中東呼吸器症候群)とかSARS(重症急性呼吸器症候群)の集団発生も、今回ほどのインパクトはなかった。

 しかもコロナによってダメージを受けたのは日本だけじゃない。7大陸すべてで感染が確認され、世界中の国々で猛威を振るったんだ。もしかしたら、世界中の経済や人間に与えた影響の規模は、先の大戦よりも大きいんじゃないかな。

 去年までは自然災害だったり、大気汚染や気候変動、あるいは放射能が人類の脅威だろうと思われていた。誰もコロナ禍が起こるなんて予想できなかったよね。どんなことでも起こりうるんだと実感したよ。

 では来年もコロナ禍が続くのか、ある日を境に急速に終息するのか。これはまったく分からないよね。開発されたワクチンが行き渡れば重症化は防げるのかもしれないが、それまでに経済が大ダメージを受けてしまって、そっちの方が深刻な状態になるかもしれない。

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