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岸信夫防衛相に単独インタビュー! 「中国の尖閣領有は断じて受け入れられない」 自衛隊について「果敢に組織を引っ張る覚悟」 (2/2ページ)

 岸氏は発言の真意について、「尖閣については、現状の懸念を伝えるだけでは不十分だと考えた。そこで、歴史的な経緯なども伝えた。『中国側が領有権を主張するのは断じて受け入れられない』と、率直に繰り返し伝えることが、今後、両国で意思疎通を図る土台となり、何よりも重要だと考えた。魏国防相も認識されたのではないか」と語った。

 軍事的覇権拡大を進める中国に対峙(たいじ)するため、日本と米国、オーストラリア、インドは戦略対話「QUAD(クアッド)」の連携を深めている。

 岸氏は「QUADは『自由で開かれたインド太平洋』というビジョンを実現するためにも非常に良い対話の場となる。米国とは、新政権誕生後も日米同盟を基軸に抑止力や対処力を強化しながら、望ましい安全保障環境をこの地域に創出し、地域の安定と繁栄につなげたい」と強調する。

 世界の軍隊が新型コロナで活動を制約されるなか、日米豪印4カ国は11月、アラビア海などで海上共同訓練「マラバール」を実施した。

 岸氏は「ウイルスの感染拡大に気を付けながら、自衛官は他国との実動訓練に果敢に挑み、防衛協力をめぐる知見を共有し、対処のノウハウを蓄積してきた。私もこんな頼もしい隊員と同じく、果敢に組織を引っ張っていく覚悟だ」と語った。 (報道部・村上智博)

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