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【菊池雅之 最新国防ファイル】空自の歴史や活動紹介 「エアパーク」で政府専用機の貴賓室を体感 (2/2ページ)

 その政府専用機から、貴賓室や記者会見室を取り外して、「エアパーク」で展示している。座席上部の荷物入れや、床に敷かれた絨毯を含め、ほぼそのまま移植された形だ。

 貴賓室は機首部分にあった。座り心地の良いソファには、天皇皇后両陛下も腰を下ろされてきた。その後方には、大きめの執務机がある。卓上には、飛行中も通話できる衛星電話が置かれている。その横には、ミーティング用に4人で会話できるよう対面式となった座席もある。

 機体中央から後部寄りにあった記者会見室も展示されている。首相らと対面で記者が座り、質疑応答がされてきた。

 また、この展示エリアから離れた別の場所には、夫人用区画で使用されていた座席なども展示されている。上皇后さまもお座りになった本物だ。

 来場者の関心も高い政府専用機関連の展示。中でも、やはり貴賓室に関する問い合わせは多いという。人気を博する新たな展示となりそうだ。

 ■菊池雅之(きくち・まさゆき) フォトジャーナリスト。1975年、東京都生まれ。講談社フライデー編集部を経てフリーに。陸海空自衛隊だけでなく、米軍やNATO軍、アジア各国の軍事情勢を取材する。著書に『自衛隊の戦力-各国との比較』(メディアックス)、『陸自男子-リクメン』(コスミック出版)など。

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