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【永田町・霞が関インサイド】バイデン氏の副大統領候補に「2人の女」 ハリスvsライス、それぞれに“弱点”あり (2/2ページ)

 ただ、ライス氏については、ワシントンDC出身のエスタブリッシュメント色が強い上に、選挙経験がないのが弱点だ。

 その点、カリフォルニア州司法長官、サンフランシスコ市地方検事を歴任した「タフな司法の番人」として話題となったハリス氏は、各メディアからも好感されている。

 しかし、厳密に言えばジャマイカ人の父とインド人の母の同氏は「アフリカ系米国人(黒人)」ではなく、「有色人種」である。

 そのハリス氏にもネックがある。先の予備選でかつて人種差別発言をしたとしてバイデン氏を強く批判したことがあり、バイデン・ファミリーの怒りを買ったのだ。

 とりわけ、バイデン氏夫人ジルさんと、妹のヴァレリー・バイデン・オーウェンズ氏が、いまなお許していないというのだ。

 日本では報じられていないが、著名人権活動家であるオーウェンズ氏(72)が、バイデン陣営の「裏選対」を仕切っているのだ。在米日本大使館は今、同女史へのアクセスを懸命に探っている。 (ジャーナリスト・歳川隆雄)

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