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【大前研一 大前研一のニュース時評】米大統領選「コロナに負けたトランプ」に現実味!? 「彼が大統領になるだろう…」勝利をあきらめているかのような発言も (3/3ページ)

 ジョン・ボルトン前米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)の回顧録が売れていることも含め、トランプ氏にとって明るいニュースはない。

 回顧録の中で、「トランプ氏は『フィンランドというのはロシアの一部か?』と尋ねるなど、地理すらまったくわからない」ということなどを暴露したボルトンという人は、別にこれで名声が高まったわけではない。ただ、彼以外に10冊くらいのトランプ暴露本が出ているので、合わせ技で氏の評価が大きく下がってきていることは間違いない。

 この後、トランプファミリーのめい、メアリー・トランプの暴露本が7月中に出るがすでにランキングトップの予約率だ。そのほかにもメラニア夫人に関する暴露本まで登場するというにぎやかさで、選挙までの今後4カ月の間に沈静化する兆しは見えない。コロナに負けたトランプ、という元労働長官ロバート・ライヒ氏の記事が現実味を帯びてきた。

 ◆ビジネス・ブレークスルー(BBTch)の番組「大前研一ライブ」から抜粋。

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