侍J稲葉監督が退任 古巣日本ハムの監督転身“今オフは見送り”か 今後の「具体的な活動は未定」 - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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侍J稲葉監督が退任 古巣日本ハムの監督転身“今オフは見送り”か 今後の「具体的な活動は未定」

 今夏の東京五輪で金メダルに輝いた野球日本代表の稲葉篤紀監督(49)が9月30日、契約満了を迎え退任。次は既定路線とされてきた古巣日本ハムの指揮官に就任かと思いきや、「今オフは見送り」との観測がにわかに強まっている。

 稲葉監督はこの日、都内で開かれた会見で「身に余るような大役だったが最高の結果が得られた」と感謝。会場入り前にはヤクルト時代の恩師、野村克也さんの墓前に手を合わせたといい、「社会人として、人間性を学させていただいた。裏ではすごく心配していると聞いていたので直接、お会いして報告したかった」と故人をしのんだ。

 就任から4年2カ月。経験不足から当初は批判も浴びたが、国際試合でもまれ堂々、世界一の指揮官の称号を手にした。今後は「具体的な活動は未定」としたが、五輪後は日本ハムの監督に転身して、北海道北広島市の新ホーム球場が開場する2023年シーズンを迎えることが、かねてから有力視されてきた。

 コロナ禍で昨夏の五輪が延期されて禅譲が1年延びた結果、今季10年目を迎えた栗山ファイターズはもっか借金15で最下位。長期政権の弊害か、同僚を殴った主砲の中田が謹慎の末に巨人に放出されるなど、チーム内の風紀も乱れている。稲葉新監督が新風を吹き込む期待が高まるなか、球界関係者は「しばらく休養を取ることを優先させるようだ」と今秋のバトンタッチを否定。すでに就任の打診を本人が断ったとの情報も流れている。

 新球場元年に稲葉体制を船出させるとして、札幌ドームで戦う来季限りの指揮官を誰が引き受けるのか。3年連続Bクラスに沈んでも、「栗山監督に頼み込んでもう1年やってもらうか、内部昇格でしのぐしかない」と球界関係者はみている。 (山戸英州)

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