阪神、矢野監督に「来季続投」要請も…どんでん返しの“黒歴史” 正式な返答はシーズン終了後 - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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阪神、矢野監督に「来季続投」要請も…どんでん返しの“黒歴史” 正式な返答はシーズン終了後

 阪神・藤原崇起オーナー(69)が18日、優勝争いを演じる矢野燿大監督(52)に来季続投を要請したことを明かしたが、油断は禁物だ。

 3年契約最終年を迎えた指揮官に対し、試合のなかった16日に「来季もお願いしたい」と要請。この日、中日戦(甲子園)に1-0の零封勝利を収めた矢野監督は「この時期にそう言ってもらい、評価をしてくれたのはありがたい」と話し、正式な返答はシーズン終了後とした。

 野球界、特に阪神で「来季続投」の話題ほど当てにならないことは過去の歴史が証明している。今季とそっくりなのが2015年。和田豊元監督(現球団本部付テクニカル・アドバイザー)が、残り16試合の9月12日にヤクルトと同率首位も、そこから大失速し、夏場に「続投要請に支障はない」と言い切った球団は態度を一転。最終的には9月30日に「退任」で決着をつけ、広島が10月7日の最終戦に敗れ、かろうじて3位で終えた。

 和田氏から引き継いだ金本知憲前監督も契約最終年にリーグ最下位が決まった2018年10月、当時の谷本球団本部長(現球団副社長)が続投に「変わりない」としたが数日後、電鉄本社主導で電撃解任された経緯がある。いずれもシーズン終盤の“悪印象”が影響している。

 矢野監督は自らの要望で2年連続で外国人8人態勢で臨んだ今季は、開幕から首位を走ってきたが、球団関係者は「前半戦引っ張ってくれた佐藤輝も2軍だし、フロントも大金をつぎ込んだ手前、優勝を逃したら一大事になる」と証言。今年6月、本紙が球団親会社の阪急阪神ホールディングス・角和夫会長(72)を直撃取材した際も「勝負ごとは結果がすべて」との見解を示している。

 残り30試合、過去の指揮官が受けた急転直下の仕打ちを受けないためにも必死のパッチで逃げ切り、ゴールテープを切るしか生き残る道はない。 (山戸英州)

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