【江尻良文の快説・怪説】的外れ感が否めなかった張本氏のメジャー批判 不正投球問題から野球そのものまで一刀両断 - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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的外れ感が否めなかった張本氏のメジャー批判 不正投球問題から野球そのものまで一刀両断

 週に一度のTBSテレビ系列のサンデーモーニングでおなじみの球界ご意見番・張本氏の直言。27日は、メジャー野球への改めての痛烈批判だったが、的外れの感は否めなかった。

 メジャーリーグで規制が厳しくなった不正投球問題。メジャーのボールは滑りやすいことから、投手は帽子のひさし裏などに、禁止されている松脂などの滑り止めを塗る。それが行き過ぎているので、審判のチェックが厳しくなった。

 張本氏は改めてその点に言及。

 「アメリカ野球は日本のボールよりちょっと大きいのよ。よく滑るんです。滑るから(投手は)松脂とかそういうものを付けるんです。やるんだったら、ボールを変えた方がいいんだよ。滑らないようなボールを作ればいいんだ」

 ここまでは同じようなことを言っている選手もいるのでまずます理解できる。さらにこう付け加えた。

 「今、いくらピッチャーを調べてもダメですよ。今度はキャッチャーがやるから」と。ただ今回は、捕手や他の野手が異物の付着をさせる不正も取り締まり強化の対象となっており、発覚した場合は、投手だけでなくその野手も処分を受けることになっている。

 その上で、メジャー野球そのものまで一刀両断した。

 「アメリカのルールはおかしいよ。激しいスライディングはダメだとか…。野球を知っている人が中に入っているのかね」

 が、実際はメジャーでは、行き過ぎた激しいスライディグの応酬で故障者が多発したので、禁止されたという経緯がある。メジャーで2014年にコリジョンルールが導入され、日本でも16年から採用された。このルールが導入されるきっかけとなったのがバスター・ポージー捕手(ジャイアンツ)のけがだったが、もしこのルールがなかったら、ほかにも致命的な故障をするスター選手がいただろう。

 そもそもが「メジャーはダメジャー」と言い切るほどの張本氏だけに、どんなメジャー批判が飛び出しても驚かない。が、今回はピントが外れ気味だったかもしれない。(江尻 良文)

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