慶大1年・清原Jr.はスターになれるか 父の前で神宮デビュー、堀井監督「雰囲気がある。来年ベンチ入りする可能性も」 (1/2ページ) - zakzak:夕刊フジ公式サイト

記事詳細

慶大1年・清原Jr.はスターになれるか 父の前で神宮デビュー、堀井監督「雰囲気がある。来年ベンチ入りする可能性も」 (1/2ページ)

 西武などで活躍した清原和博氏(53)の長男で慶大1年の清原正吾内野手(18)が2日、東京六大学野球フレッシュトーナメントの東大戦(神宮)に代打で初出場。2試合連続でスタンドから見守った父の前で右飛に倒れた。中学から野球を離れ6年間のブランクがあるが、慶大の堀井哲也監督(59)は入部4カ月で急成長を遂げた打撃センスを高く評価。来年の春季リーグ戦からのベンチ入りも夢ではなくなってきた。(塚沢健太郎)

 待ちに待った神宮デビュー。慶大ベンチ上の一塁側スタンド6列目に陣取った父は、愛息が右打席に入った瞬間、祈るように両手を組んだ。

 7回1死走者なしの場面で代打で登場した正吾の構えは、父の現役時代を彷彿させるもの。東大の左腕小島の外角119キロを右中間に弾き返すと、右翼手にキャッチされて惜しくも初安打とはならず。それでも父譲りの広角に打つバットコントロールを見せつけ、ベンチに戻る際には大きな拍手がわき起こった。

 正吾は「一発で仕留めることができず、悔しいです。次のチャンスに向けて、しっかりと準備したいです」とコメントを発表。報道陣が清原氏に感想を求めると、前回観戦の早大戦(5月31日)に続き、おつきの男性が「今日はごめんなさい」と制したが、写真撮影やサインを求めるファンには応じる場面もあった。

 現状は通算525本塁打のスーパースターの2世選手という毛並みのよさで脚光を浴びる正吾だが、打者としての掛け値なしの評価はどうなのか。ネット裏で観戦した慶大・堀井監督は「(打席で)雰囲気がある。それは本当にビックリした。2月に入ってきて、3、4、5月の4カ月で相当な進歩をしている」と急成長ぶりを明かす。

 小学3年から野球を始めたが、中学はバレーボール部、高校はアメフト部に所属。中学、高校で野球経験なく入部してくる選手はまずいないという。「いても4年間、野球部所属というぐらい。僕の記憶では、こういう舞台(新人戦)に出てくる子はいない」というほど異例の抜擢を受けたのは、確かな結果を出したから。すでに紅白戦では左翼へ2試合連続本塁打を放ち、Bチームの試合では左翼の頭上を越す二塁打を打つなど、早くもパワーを発揮している。

 慶大野球部は1年生38人、2年生58人が所属。今回の新人戦でベンチ入りした1、2年の25人のうち1年は6人だけだ。この限られた枠を、野球を再開してわずか4カ月で勝ち取り、神宮球場で試合に出場したのだから、これだけでも驚嘆に値する快挙といえる。

 堀井監督は「直球系は捉えている。変化球の対応は経験。これからスピードやキレにアジャストしていく段階。一足飛びにベンチ入りさせるよりも、今年は経験を積ませて来年ぐらいからベンチ入りする可能性はある」と育成プランを披露。

 「打ちに行って見逃すことができるし、平常心で練習と同じように打席に立てる。“俺は打ってやるんだ”という気持ちが強い。経験がないからできているのか。そういうメンタルを持ち合わせているのか」とまだ力量を計りかねつつも、期待感は膨らむばかりだ。

 父はゴールデングラブ受賞5回の名一塁手で、正吾もこの日はシートノックで一塁に入った。入部時は外野手の予定だったが、堀井監督は「スローイングが柔らかい。外野ではもったいない」と三塁も練習させている。

関連ニュース

アクセスランキング

×