【トラとら虎】相変わらず制球難の阪神・藤浪、復活は遠く 「プロで9年もやって…ここ数年同じ失敗の繰り返し」 - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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相変わらず制球難の阪神・藤浪、復活は遠く 「プロで9年もやって…ここ数年同じ失敗の繰り返し」

 阪神の藤浪晋太郎投手(27)が不調のため2軍落ちして1カ月になる。首脳陣は一日でも早い復帰を待ち望むが、まだまだ時間を要しそうだ。最近2軍戦を視察した球団OBは「投球内容が悪すぎる。最大の課題は制球難。解決しない限り1軍では使えない」と厳しい評価を下す。

 現に2軍戦にはこれまで4試合に登板したが、失望したくなるほどの数字が並ぶ。計16イニングで防御率5・63。さらに被安打20、与四死球14も問題だろう。顕著な例は3度目の先発をした22日の中日戦(鳴尾浜)。僅か3イニングで6四球。3失点の内容も暴投や2つの押し出し四球と散々だった。

 「プロで9年もやって、いまだに自分のフォームに迷っている。そもそも始動の時点でワインドアップ、ノーワインドアップ、セットポジションと試行錯誤だから肝心のリリースポイントが決まらない。ここ数年同じ失敗の繰り返し」とも先のOBは指摘する。

 今季は初の開幕投手に選ばれるなど、スタート時点では復活の兆しをのぞかせた。先発ローテの一員として2勝を挙げ、チームの開幕ダッシュにも貢献したが、なぜか突然乱調の悪癖に悩まされてしまう。4月23日のDeNA戦(甲子園)。2回、3連続四球から1点を失うと、3回にも押し出しを含めた3連続四球などで2失点…。降板後に待っていたのは屈辱の2軍降格の通知だった。

 いま、チームは藤浪を欠いても全く影響は受けていない。西勇、青柳、秋山らで回す先発ローテに支障はなく、時間をかけて再起を図れる環境にはある。ただ、この先誰かが故障や不調に陥ったとき、スタンバイできる状態まで投球内容をレベルアップできるかどうか。

 別の球団関係者は「フォームの迷いから完全に覚めるまで2軍でじっくりやるのが先決。何よりフォームを安定させ、制球難を克服しなければ話にならない。前に進まない。1軍うんぬんはその先の話」と終始慎重論を唱えている。 (スポーツライター・西本忠成)

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