テレ朝、コロナ禍「しくじり」また露呈 “朝まで生宴会”で社員が酔って2階から転落 「報道の資格ないと言われてもやむなし」識者 - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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テレ朝、コロナ禍「しくじり」また露呈 “朝まで生宴会”で社員が酔って2階から転落 「報道の資格ないと言われてもやむなし」識者

 テレビ朝日の東京五輪番組担当スタッフ10人が8日の閉会式後、東京都内で「打ち上げ」と称して9日未明まで飲酒を伴う宴会を開いた上、20代の女性社員1人が酔って2階の窓から転落、救急搬送されていた。日頃五輪開催やコロナ禍を厳しく追及する同局だが、自らが「朝まで生宴会」を実践することでダブルスタンダード(二重基準)を露呈。11日の『羽鳥慎一モーニングショー』ではコメンテーターの同局社員、玉川徹氏が「恥ずべきことで怒りを禁じ得ない」と謝罪し深々と頭を下げることになった。

 打ち上げに参加したのは同局スポーツ局社員6人と社外スタッフ4人。宴会は東京・渋谷のカラオケ店で8日夜から行われ、翌9日未明に社員1人が退店の際、2階窓から転落し、救急搬送された。警視庁によると、社員は20代女性で左足の骨を折る重傷で入院した。一部メディアは、女性は1階出入り口が閉まっていたため2階の窓から店の看板をつたって降りようとしたと報じている。

 いうまでもないが、都では緊急事態宣言の発令中で、酒類提供店に休業を要請。提供しない場合も午後8時までの時短を求め、都民には不要不急の外出自粛を呼び掛けている。医療現場も逼迫(ひっぱく)するなか、五輪もほとんどが無観客で行われ、多くの国民はテレビ観戦に協力した。

 テレ朝も報道番組やワイドショーで、政府のコロナ対策や東京五輪開催を批判し、若者らの「緩み」を報じていたが、社員やスタッフの耳には届いていなかったようだ。

 10日には「クラブ前に行列…減らない夜の人出」というニュースを報じていたが、現在はネットから削除されている。

 テレ朝の「しくじり」はこれが初めてではない。4月にも、報道番組「サンデーLIVE!!」のスタッフ6人が社内のスタッフルームでの送別会後にカラオケ店に行き新型コロナに感染した。

 ニュース番組「報道ステーション」では、富川悠太キャスター(44)が昨年4月、発熱がありながら番組出演を続けた末、コロナ感染が発覚する事態もあった。

 11日の「モーニングショー」では、玉川氏が謝罪した上で、今回の宴会問題について、メディアとして自粛を呼びかける立場にあること、感染を拡大させないことを訴える五輪担当であること、医療現場に無用な負荷をかけたことの3点を挙げ「どれをとっても恥ずべきことで非難されるべきこと」と指摘。司会の羽鳥慎一アナ(50)も「自覚がないレベルをはるかに超越している。とても恥ずかしいです」と語った。

 経済ジャーナリストの荻原博子氏は「言語道断だ。打ち上げをしたい気持ちはわかるが、感染予防に努めるよう発信するメディアに勤務する以上、自らも守る姿勢が求められる。コロナ禍について問題を追及する立場のメディアがそこから外れる行為に及べば、発信する情報も信憑(しんぴょう)性がなくなる。今のテレビ朝日には新型コロナの報道を続ける資格がないといわれてもしようがない」と批判した。

 視聴者は反面教師にするしかない。

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