【BOOK】日本人よ目を醒ませ 中国共産党が宣伝してきた史観は大ウソ、真相を告発する一冊 評論家石平さん『中国共産党暗黒の百年史』 (1/2ページ) - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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日本人よ目を醒ませ 中国共産党が宣伝してきた史観は大ウソ、真相を告発する一冊 評論家石平さん『中国共産党暗黒の百年史』 (1/2ページ)

 尖閣、香港、少数民族…もはや、やりたい放題の中国共産党政権に国際社会も打つ手ナシ。ルール無視、傍若無人なやり口のルーツはどこにあるのか? 身をもって中国共産党の恐怖政治を味わった評論家の石平さんが、“誰も書かなかった”真相を告発する。 (文・南勇樹 写真・鴨志田拓海)

 

 --まさに中国共産党の「暗黒史」。どうしてもこれを書きたかったとか

 「準備に1年以上かけて資料を読み直し、渾身の力をふり絞って書きました。中国ではいま、結党百年や革命史観を賛美する行事やキャンペーンであふれていますが、実際の姿はまったく逆。(19世紀の)アヘン戦争以来、外国列強に侵略され続けた中国を共産革命によって救い、現在の繁栄を築いた…中国共産党が宣伝してきた史観なんて、大ウソ、デタラメもいいところですよ」

 --虐殺につぐ虐殺。権力を握れば私利私欲まっしぐら…いまの中国国民はこうした共産党の歴史をどれほど知っているのか

 「エリートや知識層はかなり知っているでしょう。ただし、身の危険を感じて、それを口にすることはない。一方、農民の多くはいまだに中国共産党の言い分を信じ込んでいる人が多いと思います。インターネットの情報は当局によって厳しく監視されており、たとえば『天安門事件』などというキーワードが検出されたら、たちどころに出所を突き止められてしまう」

 --クリーンなイメージが強かった周恩来元首相の“真の姿”が書かれている

 「周恩来は元々、中国共産党の諜報機関の元締めのようなポストにあり、後に国家主席になった毛沢東の上司でした。2人の地位が逆転してからも毛はずっと周のことを警戒し続け、粛清のチャンスを伺います。なぜ周はその危機を切り抜けられたのか? それは周が、毛や夫人の江青にこびへつらい、林彪など他の政敵粛清の陰謀に加担したからです。周は保身のためなら、自分の養女や側近の部下まで平気で切り捨てる男でした」

 --こんな中国共産党がなぜ国民党との内戦に勝ち得たのか

 「こんな中国共産党だからこそ、でしょう(苦笑)。共産党は諜報工作に極めて長けていた。国民党の中枢にまでスパイを送り込み、内部から崩壊させたのです。ヤクザまがいのならず者を利用して、地主階級を殺し、その土地を農民に与えて歓心を買った。もっともその土地はその後、あっさり取り上げられてしまいましたが…」

 --自身の家族も、文化大革命期に両親が「下放」された

 「当時私は4歳でした。大学の教員だった両親は長く農村へ下放され、辛酸を舐めた。その間、私は祖父に育てられましたが、両親がいない事情は知らなかった。家族がそんなことを口にしたことが当局にバレたらとんでもない目にあうからです。さらに私が中国と決定的に決別することになったのは天安門事件です。中国共産党の人民解放軍は同胞に向けて銃弾を放ち、私の友人も殺されました」

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