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【週末、山へ行こう】秋冬の山歩きで必須のヘッドライト、何を買う? 「誤作動防止ボタン付」を (1/2ページ)

 登山を始めると、気候に敏感になると思っている。紅葉や花などの分かりやすいものだけでなく、空気の冷たさ・温かさ、風の強さ、街ではそれほど気にならないことが、山では自分の肌身を通して直接感じられる。場合により、それらは登山をしているときに快適さを生み出したり、逆に障害になったりする。

 秋冬の登山では「日照時間の短さ」が顕著だ。夜でも電灯がともって明るい街では、日照時間を気にして生活をすることもないが、山では切実な問題だ。灯りが全くない山の中では、太陽の光のない状態では真っ暗闇、何も見えない。私たちが登山道を迷わずに歩けるのは「見えているから」。どんなに広い登山道でも、樹林の中につけられた道は見えなければ判別できないものなのだ。

 「日没までに下山すれば大丈夫!」と思うかもしれないが、山が薄暗くなるのは日没よりも前。秋冬は午後になると薄暗い感じになるし、山の端に太陽が隠れてしまうと一気に日が陰って暗くなる。見えなくはないけれど、暗くて登山道が見づらいと感じるようになると、歩くペースも遅くなり、暗くなってしまうまではあっという間だ。

 秋冬の山歩きでは、ヘッドライトは必携だ。「日帰りハイキングで下山が遅れて日没を迎えてしまい、暗くて行動できないので救助要請」という事例を時折見かける。短時間の山歩きであっても、遭難のリスクはゼロではない。事故に至らなくても、ばてて歩くペースが遅れたり、道が分かりにくくて確認をしたりしていると、下山が遅れることは多々ある。

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