記事詳細

【ベストセラー健康法】コロナワクチンの安全性を専門家に聞く 『新型コロナワクチン 誰も言えなかった「真実」』(宝島社新書) (1/2ページ)

 第6波が来る前に、駆け込みで忘年会の予約をしたり、前倒しでクリスマスパーティーを計画したりしている人も少なくない。その多くが拠り所としているのが「ワクチン」だ。3回目も準備されている。しかしそのワクチン、本当に安全なのか-。気鋭のジャーナリストが5人の専門家に取材した一冊を紹介する。

 「驚き桃の木だよね」

 こう言い放ったのは、本紙で「ドクター和のニッポン臨終図鑑」を連載中の長尾和宏医師。何に驚いたのかといえば、当時まだ世界で本格的に使われたことのなかったmRNAワクチンを日本の高齢者に投与することが決まったことだ。

 ある程度は国策に従うしかない、との「あきらめ」から、3000人の希望者にワクチンを接種したという長尾医師。すべてを打ち終えたときに、「これでワクチンと縁が切れる」と安堵したという。

 そんな医師らの本音で構成されるのが、『新型コロナワクチン 誰も言えなかった「真実」』(宝島社新書)だ。

 著者の鳥集徹氏は、数多くの医療スクープを連発してきたジャーナリスト。前著『コロナ自粛の大罪』(同)に続くコロナ対策警鐘の書として、世に送り出した。

 接種後に強い副反応が出る、死亡例もある、長く後遺症に悩まされることがある、接種しても感染する、効果は持続しない-など、ワクチンに対する不安や疑問を、長尾医師をはじめとする5人の専門家の声を元に、「批判的に吟味」している。

 著者が憂慮するのは、ワクチンに不安があるのに、周囲や社会の同調圧力により「不本意ながらも接種せざるを得ない」という風潮のまん延だ。接種するか否かは個人の意思によって判断されるべきであり、その判断は尊重されるべきなのだが、それがしづらい現状を嘆き、議論のとっかかりとするべくまとめ上げている。長尾医師はこう述べてもいる。

関連ニュース