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生活習慣病、認知症にも効果「1日4分でやせる! ゆるHIIT 運動嫌いでもらくらく続けられる」みらいクリニック・今井一彰院長 (3/3ページ)

 「がんからの回復期や生活習慣病を抱えている人の改善、物忘れのひどくなった人の認知機能が高まるなど、さまざまな効果が考えられます。生活習慣病には薬が処方されますが、薬に頼らず生活習慣を変えたい方にはゆるHIITは最適です。体を変える根本的な解決策になります。また、コロナ禍のリモート勤務で座り続ける人が多くなったので、その健康を保ち寿命を伸ばす効果も大きいでしょう。高血圧学会が推奨する運動量は毎日30分以上歩くなどですが、なかなかできないもの。HIITは1分間で45分間のジョギングに匹敵するともいわれますから、1日4分で週3回、短時間で運動不足が解消できるゆるHIITはメリットばかり、取り入れない手はないと思います。時代に合った健康法です」

 実践する場合の注意点を挙げてもらった。

 「疾患を抱えている方は主治医の先生に相談したうえで、健康状態に合わせて座った状態から始めてください。パルスオキシメーターを持っている方は脈拍をモニターしながらやるとより安全にできます。何もなければ時計を見ながら15秒間脈を測ってそれを4倍すればいい。あるいは少し息が切れたとか疲れたという体感でやっても大丈夫です。体の適応は驚くほど早いのでまずは動かしてみてください。必ず実感できます。高齢者ほど効果があるのでぜひ試してください。トシだからというのは自分の体に失礼ですよ」

 さあ、あなたも“ゆるHIIT”してみませんか。

 ■今井一彰(いまい・かずあき) 1995年、山口大学医学部卒。2006年、福岡市にみらいクリニック開業。呼吸法を整える口のあいうべ体操、体の土台を整える足指伸ばしなど、ユニークな薬を使わない医療を実践。その延長として運動のハードルを下げるゆるHIITにも取り組む。