記事詳細

【マンガ探偵局がゆく】不安な現代を救って欲しい 私利私欲に左右される大人ではなく、少年たちが国際平和を守る『ケネディ騎士団』 (1/2ページ)

 いろいろきな臭い今日この頃。不安を和らげてくれるマンガは?

 「民主勢力への弾圧や軍事クーデター、内戦など不穏な国際情勢が続いていますね。いつ大きな戦争が起きても不思議ではないような気がして、ときどき眠れなくなってしまいます。そんなとき、昔のマンガで読んだ国際平和組織のことを思い出して、『ああ、あんなものが実際にあればなあ』と思っています。少年雑誌に載っていた作品で、暗殺されたケネディ元大統領がつくった組織が出てきたと思います。私が小学生だった頃の古いマンガなのですが、わかるでしょうか?」

  (62歳・会社員)

  

 依頼人が思い出したというマンガは、1966年から69年にかけて集英社の月刊雑誌『少年ブック』に連載された望月三起也の『ケネディ騎士団(ナイツ)』だと思われる。

 内容を簡単に紹介すると、こうだ。

 1963年11月22日に遊説先のテキサス州ダラスで凶弾に倒れた第35代アメリカ大統領ジョン・F・ケネディが遺した「指令0」という謎の言葉。それは、世界の平和を守るために、私利私欲に左右される大人ではなく、純真な心を持つ少年たちだけを集めた国際平和維持組織をつくることだった。

 ケネディの遺志を継いだ親友の藤原誠は、世界各地に支部を作り、国益にとらわれない大きな平和を目指す騎士(ナイト)を育て、ケネディ騎士団と名付けた。彼らがモットーとする七つの柱は、勇気、誇り、友情、努力、情熱、希望、誠実。

関連ニュース