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【ベストセラー健康法】睡眠障害引き起こす「かくれ鼻づまり」 『鼻専門医が教える「熟睡」を手にする最高の方法』 (1/2ページ)

 睡眠に関する悩みを抱く人は多い。日々の睡眠不足が借金のように積み重なる「睡眠負債」と生活習慣病との関係も指摘されている。その一方で、実は睡眠の質と「鼻」とのあいだに切っても切れない関係があることをご存じだろうか。鼻専門医が著した睡眠法の本を紹介したい。

 「寝つきがよくない、夜中に何度も目が覚める、寝ても疲れが取れない、日中に眠くなり、集中力が低下する…こうした、いわゆる睡眠障害といわれる悩みを持つ方は、寝ている間に起きる『鼻づまり』が原因のひとつかもしれません」

 そう話すのは、『鼻専門医が教える「熟睡」を手にする最高の方法』(日本経済新聞出版)の著者で、東京・中央区にある「鼻のクリニック東京」理事長の黄川田徹医師。

 睡眠障害の原因として考えられるのは、ストレスや生活リズムの乱れ、服用薬の影響、アルコールやカフェインなどの影響、騒音や光といった環境の影響など。病気による体の痛みやかゆみ、頻尿や咳、心の病気が密接に関わる場合もある。

 一方で、睡眠障害の大きな原因の一つに、実は「鼻」があるそうだ。しかも、注意したいのは、就寝中だけ鼻が詰まる「かくれ鼻づまり」の人が多数いるということ。「かくれ鼻づまり」の人の場合、睡眠の質が悪く、日中のパフォーマンスが劣化していることに気づいていない可能性があると指摘する。

 「鼻の専門医院である当クリニックを受診した成人患者について見てみると、初診時の問診で鼻づまりのため眠りが浅いことがある人は74%にのぼっています。鼻炎による睡眠障害の怖さは、本人がまったく気づいていないケースが多いことにあります」と著者。

 そこで、本書の「かくれ鼻づまりチェックリスト」(別項)を見てみる。記者はさまざまな植物の花粉症などがあるので、鼻の不調は自覚しているが、これを見て鼻づまりが寝つきの悪さの原因になっていたことをあらためて実感した。

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