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【中原英臣 あの医療情報ウソ?ホント!】全国にある「がん相談支援センター」のサービスとは 情報提供やセカンドオピニオンの紹介といった支援活動も (1/2ページ)

 がんの患者さんや家族に対して、がんの治療や療養について、いろいろな相談に応じてくれる「がん相談支援センター」という組織があります。日本には全国に「がん診療連携拠点病院」「小児がん拠点病院」「地域がん診療病院」がありますが、厚労省はそうした病院にがん相談支援センターの設置を義務付けています。

 がん相談支援センターは、がんの標準的な治療などの情報提供、入院や外来に関する情報提供、セカンドオピニオンをする医師の紹介、がんの患者さんの就労に関する相談、医療関係者と患者さんの共同活動の支援などを行っています。

 がん相談支援センターがある病院にかかっている患者さんとその家族だけではなく、他の病院にかかっている患者さんやその家族、さらに医療関係者も利用することができます。相談料は無料で、匿名で相談することもできます。

 患者さんとその家族の相談には、主として看護師や医療ソーシャルワーカーが対応します。さらに、がん相談支援センターには国立がん研究センターが定めた研修を受けた相談員を置くことも義務付けられています。患者さんが直接訪ねる相談窓口だけでなく、多くのがん相談支援センターが電話やメールでの相談も受けています。

 相談の内容は医師から案内された治療方法に納得できなかったり、自分に合ったがん治療が分からなかったり、現在かかっている病院の先生が信頼できなかったり、転院を考えているがどこの病院が良いか分からなかったり、セカンドオピニオンについて相談したいといったことが多いようです。

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