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【がんに克つ!iPSで変わる免疫療法】がんに対するiPS-NKT細胞と樹状細胞、さまざまな併用療法が広がる より免疫全体を高める (3/3ページ)

 「工学系や企業など、多方面の力を集結して研究を発展させたいと思っています」

 課題をコツコツ乗り越えた先には、患者が楽にがんを克服できる未来の治療法が待ち受ける。産学協同による今後の進展を見守りたい。 (取材・安達純子)

=おわり

 ■本橋新一郎(もとはし・しんいちろう) 千葉大学大学院教授(医学研究院免疫細胞医学)。1993年、千葉大学医学部卒。同大大学院医学研究科外科系呼吸機能学修了。同研究院免疫発生学特任助教授、同研究院免疫細胞医学准教授を経て2013年から現職。

 ■進む「iPS-NKT細胞」研究の経緯 

 2015年 医薬品医療機器総合機構(PMDA)と「iPS-NKT細胞」の品質、安全性等に関する相談を開始

 2018年 PMDAと「iPS-NKT細胞」に関する治験相談を実施

 2020年5月20日 千葉大学医学部附属病院治験審査委員会にて承認

 2020年5月27日 厚生労働大臣に治験届を提出

 2020年6月25日 PMDAの30日調査終了

 2020年9月中旬~11月中旬 「iPS-NKT細胞」の治験1例目を実施

 ※千葉大学医学部附属病院の資料から

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