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「コロナ感染防止策と体の内側からのケア」専門家が解説 食生活や睡眠、運動などライフスタイルの見直しを ストレスを発散していくことも大切 (1/2ページ)

 政府から4回目の緊急事態宣言が発出されるなど、いまだ社会に大きなダメージを与えている新型コロナウイルス禍。収束の切り札となるワクチン接種が全国で進んではいるが、感染防止対策をとりながらの生活はまだまだ続く見込みだ。コロナ禍の現状と今後について、専門家に聞いた。

 「現在は死亡リスクの高い高齢者がある程度ワクチンを打ち終えている状態です。今のペースで順調にいけば、若い人のワクチン接種が終わるのが9月から10月くらいになるでしょう。ただコロナはもともと“冬の風邪”で11月くらいから増加するので、安心はできません」

 日本の現状についてこう話すのは、ナビタスクリニックの理事長で感染症に詳しい久住英二医師だ。今回のコロナについて「MERSやSARSと比べて毒性は低いが人に感染しやすく広まりやすいのが特徴」と解説する。

 「疫学的には、年齢が高いほど発症、重症化、死亡リスクが高いということが分かっています。糖尿病や高血圧など基礎疾患の有無、がんの治療中だという方のリスクも高くなります」

 コロナ禍により、感染防止策としての外出時のマスク着用や手洗いといった習慣が定着した。一方で、ウイルスそのものの毒性が弱いために、体内に入り込んでも無症状や軽症で済むというケースが少なくない。

 「『基礎疾患はないけどあの人は発症して、自分は発症しなかった。なぜなのか?』ということがありますが、これにはまだはっきりとした理由は分かっていません」

 ただ久住医師は、可能性として体の内側、人間が持つ「免疫」について言及した。

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