記事詳細

【ベストセラー健康法】脳の勘違いを修正して慢性痛除去 『見るだけでしつこい痛みがすーっと消えるすごい写真』 (1/2ページ)

 肩、背中、腰、ひざなどに起きる慢性的な痛み。日常生活で大きな負担を伴い、医療機関を受診しても思うような改善につながらずに悩んでいる人は少なくない。そんな人にオススメの1冊。痛み治療の解説書ではない。そこに載っている「写真」を眺めるだけで痛みが消えていくというのだ。一体どんな仕組みなのだろう。

 「慢性痛の9割は脳が作り出している」と語るのは名古屋市中区にあるフェリシティークリニック名古屋の院長で「痛み専門医」の河合隆志医師。今回紹介する『見るだけでしつこい痛みがすーっと消えるすごい写真』(アスコム刊)の著者だ。

 自身が深刻な肩の痛みに苦しみ、その原因究明を目的に医学の道に進んだ経歴を持つ著者が、世界最先端の痛み治療の研究機関で得た知識をまとめたのが本書。

 一面に広がるお花畑、エメラルドグリーンの海に浮かぶ絶景の島、プールで無邪気に水遊びに興じる子供たち…。そんな心が落ち着き、微笑ましくなる31点の写真を眺めることで、つらい痛みを消していく-という。

 本書によれば、「健康な人」と「慢性的な痛みを抱えている人」では、脳の活動の仕方に違いがあるそうだ。米ノースウェスタン大学が行った研究によると、健康な人と慢性痛の人に同じ刺激を与えると、脳の側坐核(そくざかく)という「痛みを和らげる働きを持つ部位」に違いが見られた。健康な人の側坐核は刺激に対して活発に動き、慢性痛の人はあまり反応しなかったというのだ。

関連ニュース