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【浅野まみこ 外食・コンビニ健康法】動物性脂質に頼らないタンパク源 「トルティーヤ(大豆ミート)」 (1/2ページ)

 ここ数年の流行に「タンパク質摂取」があります。タンパク質とは、肉、魚、卵、大豆製品などの、主食になるような食品に多く含まれている栄養素です。筋肉好きの人や、ダイエット目的の人だけでなく、介護予防にもタンパク質は重要で、高齢者のサルコペニア(筋肉量が減少し、筋力や身体機能が低下した状態)予防のためにも摂取が推奨されています。

 タンパク質をたくさん摂ろうとしたときに問題になるのが、動物性脂質やコレステロールの過多です。牛肉ステーキなどを考えるとわかりやすいのですが、タンパク質を摂取すると同時に脂肪も摂取してしまいます。脂の乗った肉を食べるのは、血管に負担がかかり、生活習慣病の原因にもなります。

 そこで注目されているのが「大豆ミート」です。これは、脱脂大豆を加工・加熱して繊維状に成形し、高温乾燥させたもの。形状はさまざまで、見た感じは肉のような印象。以前から肉を食べないベジタリアンやヴィーガン向けのタンパク質源として活用されてきましたが、ここ数年ファストフードやレストランなどでも使われ、認知されるようになりました。

 地球上の耕作可能地のうち、約3分の2が家畜の飼料のために使われているといわれます。大豆などを作っても、人間が食べるのではなく、肉牛の飼料となっているという事情があるわけです。世界的に増え続ける人口の食料を確保するためにも、この状況を何とかしなくてはいけません。その中で、植物肉といわれている大豆ミートは注目をされています。

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