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【艇王・植木通彦 さわやか交友録】白井英治選手 スタート力生かしたレースは健在、モーターの調整力向上で接戦に強く (1/2ページ)

 白井英治選手(45)、80期、山口県出身、SG優勝2回、PGI・GI優勝12回。

 今回は26日からのSG第68回ボートレースダービー(東京・ボートレース平和島)に参加の白井英治選手です。ボートレースウイークリーにまだ出演いただいてませんが話を聞いてみたいレーサーです。白井選手のボートレースダービーの出場条件の勝率は峰竜太選手(佐賀)に次ぐ2位で、ゴールデンレーサーの称号を第1号で得た素晴らしいレーサーです。

 現在の活躍は本人の努力はもちろんですが、昨年現役を引退されたレジェンド・今村豊さんの大きな影響を受け、それを引き継ぎさらに進化させていると思います。私も現役時代にいっしょにレースし、スタートのダッシュ力、長身から繰り出すモンキーターンは脅威で魅力を感じました。

 SG初優勝は2014年の福岡・若松のSG第60回ボートレースメモリアルでした。スタートタイミング0・00の2コースからまくりでの優勝は多くのファンの皆さまに白井選手のスタート力を印象付けました。

 続いて18年に地元・徳山のSG第28回グランドチャンピオンで1コースから逃げを決め今村豊さんの目の前での優勝でした。私はテレビ中継で涙をおさえながら解説したことを思い出します。

 現在の白井選手はレーススタイルも進化し、スタート力を生かしたレースは健在ですが、加えて接戦に強くなった印象があります。それはモーターの調整力が向上したことが要因の1つだと思います。接戦となれば自分の走りやすいターンの幅を取ることができず、また先行艇の航跡や後続艇の追い上げなどを気にしながらのレースとなり、モーターやプロペラ調整で乗りやすくしないと接戦を制するのは難しくなります。

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