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【艇王・植木通彦 さわやか交友録】毒島誠選手 夏場のモーター調整感覚が素晴らしく、ナイターが得意というのも強み (1/2ページ)

 福岡県ボートレース芦屋で開催の『SG第26回オーシャンカップ』には、GIやGIIでの実績上位のレーサーが参加します。その中に、直近の『GII全国ボートレース甲子園』を優勝した毒島誠選手(群馬県代表)もいます。今回は毒島選手について書きます。

 毒島誠選手(37)92期、SG優勝7回、PGI・GI優勝11回。

 ゴールデンレーサーの称号を持つ毒島選手の今年上半期は、常にハイレベルなレース内容を多くのファンの方々から期待されるレーサーですから、やや物足りない感じがあります。しかし、調子が上がらない中でもモーター調整など試行錯誤しながら、あまり表情を変えず冷静に取り組んでいるのが映像を通して感じられました。

 そんな中、全国ボートレース甲子園では抜群と評判のモーターを抽選で引き当てるドラマがありました。同時に抜群モーターを引き当てたことによるプレッシャー、そして後半に向けて弾みをつけたいと思う強い気持ちなど、おそらくSGを何度も優勝しているレーサーの彼だからこそ相当複雑なものがあったのではないかと想像します。

 節間通しての安定した走りに、予選得点率トップ通過での準優勝戦クリア、そして注目の優勝戦では1枠で出場。絶対的人気の中で1コースからのレースを逃げて優勝しました。また、モーターを仕上げてきた同じくゴールデンレーサーの峰竜太選手(佐賀県代表)の2コースからの全力の差しを許さないレース内容は迫力があり、感動的でした。