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【艇王・植木通彦 ボートレース人国記】佐賀・唐津(下) 渡邊伸太郎はコース選ばぬオールラウンドプレーヤー 内よりコースからの速攻にファンが期待する上瀧和則 (2/2ページ)

 ■上瀧和則選手(52)60期、SG優勝4回、GI・PGI優勝17回

 「上瀧選手は第60期生として半年間養成所で一緒でした。現在は、日本モーターボート選手会会長の要職にありレースにも出場します。大変だと思いますが、レースをしているからこそわかる部分があると思います」

 こう植木氏はいい、さらに続けた。

 「現在は上瀧選手の内よりコースからの速攻を多くのファンが期待しています。デビューして早くから活躍しセンターやアウトコースからの早いスタート、強気なまくりは当時のレース界に新しい風を吹かせたレーサーでもあります。新鋭王座決定戦競走(現在のヤングダービー)も優勝しました。私もSGやGIに出場するようになり、上瀧選手と数々のレースを走りました。1996年に上瀧選手が優勝した福岡のSGボートレースダービーや、2001年に私が優勝した唐津のSGグランドチャンピオンはよい思い出です。当然、勝負ですので負けることがあり、その悔しさをバネに次への頑張りに変えていた頃を思い出します。勝敗は別にして完全燃焼していますので悔いはありません。同世代の活躍は私を成長させてくれました。今は立場が異なりますが、お互い協力できる部分でボートレース界をより盛り上げようとしています。これからも頑張ってほしいと思います」

 ■植木通彦(うえき・みちひこ) 1968年4月26日福岡県生まれ。福岡県立博多青松高校卒。86年11月デビュー。2007年7月の引退までSG優勝10回を含む74回の優勝、公営競技初の年間獲得賞金2億円を達成したボートレース界のレジェンド。2018年、初代ボートレースアンバサダーに就任。テレビ『BOAT RACEプレミア』他、ラジオ『くにまるジャパン極(文化放送)』他、ネット放送、イベント、講演会で活躍中。『植木通彦オフィシャルブログ』でも発信。