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【桂春蝶の蝶々発止。】盛り上がりに欠ける立民代表選 理由は「リベラルな岸田政権」か “存在意義”打ち出しにくい左派野党は困惑 30日投開票 (1/2ページ)

 昔々、台風が接近するも、「まだ、警報が出ていない」ということで開かれた寄席がありました。500人の会場にお客さんはたったの3人。しかも席はバラバラ。その時のスベり方は地獄絵巻でした(苦笑)。

 それを彷彿(ほうふつ)させる…というと失礼でしょうが、「立憲民主党代表選(30日投開票)が盛り上がっていない」というニュースを見ました。

 これを冷静に分析すると、岸田文雄政権に対して、日本的リベラル政党(左派野党)がどう攻撃したらいいか分からず、迷走しているからだと思います。なぜ迷走しているかは、自民党がいま十分に「リベラル政党」だから…これに尽きます。

 岸田首相は、自民党「ハト派(リベラル派)」宏池会の領袖(りょうしゅう)で、「小泉改革以降の新自由主義政策を転換する」と言ってトップになった人です。新自由主義とは、自由競争を重視して、政府などの規制を極力減らす、いわゆる「小さな政府」の実現を目指す経済思想です。

 小泉純一郎政権当時、郵政民営化などの構造改革が叫ばれ、「小さな政府」って言葉がよく聞かれました。結果、強いとこだけ強くなり、社会的格差が生まれたのです。

 岸田首相は、コロナ対策も含めた「強固な医療体制の構築」や、「看護師・介護士・保育士の賃金引き上げ」「奨学金制度の改革、保育の受け皿整備などの子育て支援」「中小企業支援」などを掲げています。これらは本来、左派野党の武器ですよね?

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