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【桂春蝶の蝶々発止。】文句はプロ、政治はド素人…野党は「クレーマー」として必要 少年少女へ選挙のススメ (2/2ページ)

 少年少女の皆さん、例えば、クラスにとてもケンカの強い人がいたとします。その人をほったらかしにすると、十中八九、ジャイアン化します。「力」はとても恐ろしいものです。大企業もほったらかしにすると、どんどん強い力を持って、弱い企業を次々買収して、やがて独占的資本主義というジャイアンができてしまいます。

 そんなことを許すと、労働者は安い賃金で奴隷のように扱われる。過労死が増え、経済格差が開きすぎて、人間が不幸になってしまう。それは避けないといけませんね?

 政治もまたしかり。政治家が大権力を持って突き進むと、間違った方向にいきかねません。だから時々、政権与党に一撃を食らわさないといけない。野党がたまに出てきてげんこつを落とす。ジャイアンの母ちゃんみたいなものです。

 野党は「クレーマー」でいいのです。それ以外の仕事は、あまり期待していません。与党にとって、ややこしい存在であればいい。一生、「モリカケサクラ」を言い続けていればいいのです。与党は多少ダメージを食らいながら、日本のために尽くす。それくらいのバランス感覚で、将来選挙にいくと良いでしょう。

 ■桂春蝶(かつら・しゅんちょう) 1975年、大阪府生まれ。父、二代目桂春蝶の死をきっかけに、落語家になることを決意。94年、三代目桂春団治に入門。2009年「三代目桂春蝶」襲名。明るく華のある芸風で人気。人情噺(ばなし)の古典から、新作までこなす。14年、大阪市の「咲くやこの花賞」受賞。

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