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【桂春蝶の蝶々発止。】選手が届ける「感動」は過去最高の文化 ネガティブなワイドショーとは天地の差 (1/2ページ)

 極めて難しい立場にある人たちが、その状況を乗り越えて、「最も美しい何か」をつくり上げたとしたら、その振り幅は相当なものですよね。それを見る側、受ける側がどう反応するか? それが「文化の本質」だと私は常々思っています。

 そういう意味では、東京五輪・パラリンピックに出場する選手は、過去誰も経験しなかった艱難(かんなん)辛苦を味わい、競技場に立つわけです。そして、磨かれた最高の技を私たちに届けてくれる。これは過去最高の文化…いわゆる「感動」が誕生する瞬間が拝めるに違いありません。

 女子ソフトボール予選が21日、全競技に先駆けて、被災地・福島で始まりました。私は上野由岐子投手のキレのある球を見ただけで涙が流れました。「人間はここまで美しく輝けるのか?」と。

 北京五輪での金メダル獲得後、3大会ぶりの実施競技。地元・群馬で東日本大震災を経験。打球を顎に受けて骨折…。いろいろ、あったからこその感動の投球でした。

 こうした連続が2週間続くのです。泣きすぎて脱水症状にならないよう、ポカリ片手に応援したいと思っております!

 東京五輪に関係する全事象において、競技以外のことは精神衛生上、見ない方がいいですね。特に、テレビの大半はワイドショーは汚れきっています。

 失礼ながら、選手の輝きと、ネガティブな意見を発信し続けるワイドショーを比べた場合、輪廻(りんね)転生の際に歩む「六道」の中で、最高の「天道」と、最低の「餓鬼道」くらいの差があると思います。

 あ、今日は大体のことを仏教で説明してみますね(笑)。

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