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【CS・BS 今週の狙い撃ち】感情移入して思わず犯人を応援 「新幹線大爆破4Kリマスター版」(スカパー!CS218東映チャンネル7月17日(土)午後8時)

 スカパー!東映チャンネルでは、生誕90年となる高倉健の特集を6カ月連続で放送中ですが、今月でついにファイナルを迎えます。

 17日午後8時から放送されるのが、パニック・アクション映画「新幹線大爆破 4Kリマスター版」です。

 博多に向かって疾走中のひかり109号に爆弾が仕掛けられます。その爆弾は時速80キロ以下になると自動的に爆発するようセットされており、犯人グループは国鉄に500万ドルを要求。警察は取引に応じるが…。

 この「新幹線大爆破」は、1975年に製作された映画です。日本ではそれほどヒットしたわけではないのですが、フランスでは劇場公開され大ヒットを記録した作品です。公開当時よりも、時がたつに従って評価が高まった稀有な作品とも言えます。

 もう20年以上前でしょうか。関根勤さんがこの映画が好き過ぎて、宇津井健と千葉真一のやり取りを再現してモノマネしているのを聞いて爆笑した記憶があります。しかも、映画を見ていないにも関わらず。それだけ関根さんの映画への愛が深かったということでしょう。その後、この作品をレンタルして見たときに「これかー!」とさらに楽しんだのは言うまでもないでしょう。

 監督は佐藤純彌。出演は高倉健、宇津井健、千葉真一、山本圭、織田あきら、竜雷太、田中邦衛、丹波哲郎、他。

 新幹線に爆弾を仕掛けるというとんでもないことをする犯人を高倉健が演じているのですが、これもまたいいのです。不思議と後半になるに従って、「逃げろ!」と犯人に感情移入してしまうほどです。

 犯人と警察、国鉄の息づまる駆け引きをテンポ良く見せる本格犯罪パニック映画が、4Kデジタル修復で鮮やかに復活。犯人、警察、国鉄、車内のそれぞれを見せる演出と、トリッキーな魅力あふれるシナリオがうまく融合した傑作は、初めての人も何度目かの人も必見です。

  (横川メロディー)

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