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【色あせないハーモニー CSN&Yの時代】時代に影響を与えた歴史的名盤「デジャ・ヴ」の功績 (1/2ページ)

 50年という歳月をCSN&Yという類いまれなグループの軌跡から振り返ると、歴史的名盤『デジャ・ヴ』は万華鏡のように同時代あるいは後続のアーティストたちの姿も浮かび上がらせる。

 1970年代終わりに彗星(すいせい)のように登場したリッキー・リー・ジョーンズもそのひとり。クールでかっこいいミュージシャンを目指すなら、ロスのローレル・キャニオンに行かなくてはと心に決めたリッキー・リーは、当地の名門クラブ、トルバドールでウェイトレスのバイトをしながら、トム・ウェイツやローウェル・ジョージと知り合い、デビューのきっかけをつかんだ。

 ニール・ヤングを自分のギターで驚かせようとヒッチハイクしてきた家出少年、ニルス・ロフグレンは気に入られて居候。ニールのバンド、クレイジー・ホースにも参加。やがてブルース・スプリングスティーンと出会い、Eストリート・バンド入りした。

 ジャクソン・ブラウンは、79年のスリーマイル島の原発事故をきっかけに、グラハム・ナッシュらと反核コンサートを主催。環境保護運動のプリンスとなった。2015年のCS&Nの日本公演に飛び入りし、ナッシュと反核運動のアンセム『クロウ・オン・ザ・クレイドル』を歌ったのは記憶に新しい。

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