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マヂカルラブリーVで「M-1」が抱えた大きなジレンマ コント・キャラ立ちコンビに追い風、正統派しゃべくり漫才は衰退危機!? (2/2ページ)

 実際、ファーストラウンドではオール巨人は、おいでやすこがに一番高い点数を付けていた。決勝では「三者三様で面白かったが、しゃべりを重点的にみてしまった」と明かしているが、本職の漫才師にシフトした感は否めない。

 高山氏は続ける。

 「立川志らくは落語に出てきたら面白い、芝居にしても面白いと感じるキャラのばかばかしい挙動と意外性のある展開を評価して、マヂカルラブリーに投票したのではないか。志らくの1票がキーポイントだったといえるだろう」

 しかし、今回のM-1をマヂカルラブリーが制したことは、今後の流れを大きく左右することになりそうだ。これまでの「R-1ぐらんぷり」で裸芸などの飛び道具が幅を利かせてきたのと同じ現象が起きかねない。

 「来年以降のM-1は飛びぬけたコンビが出ないかぎり、混戦が予感されます。見取り図が敗れたことで、キャラの立ったコンビを中心に動いていくのではないか。そういう意味でも、しゃべくりで笑い転げる爆笑漫才は姿を消してしまわないかと不安を感じる大会でもあった」と高山氏は指摘する。

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