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【新・兜町INSIDE】2つの月末ジンクス 「デイトレ禁止」21カ月目か

 東京五輪開会式に伴う4連休が明けると月内最終週。市場関係者の間では2つの「月末安ジンクス」が話題だ。

 1つは日経平均株価の月末下落ぐせ。月内最終営業日の日経平均が前日比マイナスで終わることが、なぜか昨年9月から今年6月まで10カ月も連続している。強気相場であれば、値下がり場面をチャンスとみて買い向かう投資家が増え、特定日の株価下落習性は消えていくものだ。しかし、今年6月までは月末の取引を値下がりで終えるパターンが続いており、むしろ月末直前は空売りの好機かも。

 一方、東証株価指数(TOPIX)の「連続陰線」も気になるところ。株価チャートの用語では、終値が寄り値を下回ることを「陰線を引く」という。

 TOPIXは2019年11月から上げ相場でも下げ相場でも月末は決まって陰線を引いている。前日比プラスで引けた日も3回あったが、朝方の高値からは上げ幅を縮めて大引けを迎えているのだ。今月も最終日が陰線なら21カ月連続になる。「7月30日はデイトレード禁止」ということか。

 【2021年7月21日発行紙面から】

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