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成長しすぎたタケノコでメンマ作り! 紀州特産品に、「竹害」予防も (1/2ページ)

 和歌山市の一般社団法人「わかやまインフィニティ」が、タケノコよりも成長し、一般的には食用にしないものをメンマに加工し、ご当地料理の和歌山ラーメンと連動させて特産品にしようとしている。代表者の橋本光代さん(55)は「自然と共存できるサイクルを生み出したい」とも語り、竹林が荒れることで土砂崩れや生態系の破壊が生じる「竹害」の予防につなげるのも目的だ。

 メンマには通常、中国南部の「麻竹」というタケノコが用いられる。橋本さんらは、日本の「孟宗竹」や「真竹」で、タケノコと呼ぶには大きすぎるくらいに成長してしまった「幼竹」と称されるものを原料にする。

 橋本さんによれば、3~4月に地面から頭を出したタケノコは、放置すれば、その年の6月ごろには地上2メートル近くにまで達してしまうという。

 「だが、それくらいの長さの幼竹も、節の部分以外は比較的、柔らかい。丁寧にゆでて手間を掛ければ食べられる」

 特産品開発のきっかけは、和歌山市の金谷地区で竹林整備に携わっていた知人からの相談だった。伐採した幼竹の活用を模索する中でメンマ加工への可能性を知り、2019年、法人を立ち上げた。

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