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【コロナが変えた会社のカタチ】ライオン(下) 「LCV」が社員の学ぶ意欲後押し (1/3ページ)

 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けてテレワークが一気に拡大。それに伴って企業と個人の関係性が変化し、従業員の「意識的な自律」が求められている。従業員ひとりひとりが自ら考え、主体的に行動することが、仕事で高い成果を発揮し、生産性向上にも結び付くからだ。

 各企業では、キャリア自律を支援するさまざまな研修が行われている。

 ライオンはコロナ前の2019年、多様な人材を生みだすための新しい学びの仕組み「ライオン・キャリアビレッジ(LCV)」を導入した。

 それまでは、階層や年齢別、部門別に一律の内容の集合研修が多かった。しかし、研究員がより機能の優れた商品を開発しようとする場合、マーケティングの知識があれば商品開発にも幅が広がる。他部所や社外に学び知見を広げることは、スキルアップにも結び付く。

 このような背景から、社員自らが成長やキャリア開発を考えて講座を選び、また受講者が集って意見交換をする学びの仕組みであるLCVは生まれた。人事部門はLCVを通して従業員の学びたい意欲を後押しすることになった。

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