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【男のみ・だ・し・な・み】森林保全のチャリティーに協力 AIGLEのチャリティーTシャツ

 私には2つのトラウマがあり、1つは編集者時代に日曜出勤して1人でエレベーターに4時間以上閉じ込められたこと。携帯電話もない時代で真っ暗の中で誰かが出勤するのを待つだけだった。以来エレベーターは1人で乗ることができない。

 もう1つは子供のころ赤い羽根募金が使い込まれていたことがニュースで報じられショックを受けたが、バブル真っ盛りの1980年代に某輸入時計会社の社長から自社が主催するチャリティーゴルフに誘われて、参加したときのこと。チャリティー会費はプレー料金とほぼ同じで、ゴルフ場は貸し切りだった。

 ところが社長の知り合いの芸能人が多数招待され、後日チャリティーの金額を聞いたら少額であきれてしまった。それは参加者のお金を利用して自分が良い顔をしたかったとしか思えない大ショックで裏切られたという思いだった。以来その会社や社長は縁切りにし、チャリティーに協力することに慎重になってしまった。

 時を経てクラウドファンディングやチャリティーなど明確な企画内容や、報告などがきちんとしたものには協力できることがあれば積極的に参加している。

 今これだと思うのが1953年創業のフランス発ライフスタイルブランド“AIGLE(エーグル)”の「AIGLE FOR more trees(www.aigle.co.jp/content/livewithnature02)チャリティーTシャツ」で、21日に発売された。

 more trees(モア・トゥリーズ)というのは、音楽家の坂本龍一さんが代表を務める森林保全団体で、国内外18カ所に地域との協働で森林保全の森を展開し、都市と森をつなぐをキーワードにさまざまな取り組みをしている。

 写真のTシャツは肌に優しい上品に仕上げたオーガニックコットンを使用し、特殊な仕上げでさらさらした感じのシャリ感を出している。フランス在住アーティストのイザベル・ボワノさんのシダやイチョウ、マツ、プラタナスなどさまざまな葉っぱのドローイングで2色あり、各税込6490円。男女兼用でサイズもS~XLまで、売り上げの8%がmore treesに寄付される。

 夏の必需品のTシャツを手に入れてチャリティーに協力できるのはうれしい! (執行雅臣)

 ■執行雅臣(しぎょう・つねおみ) ファッションジャーナリスト。福岡県出身。中央大学卒業後、文化出版局入社。『装苑』『ハイファッション』『MR・ハイファッション』などの編集長を経てフリーに。毎日の街歩き情報をブログameblo.jp/3819tune1224/)でつづっている。

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