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【凄腕アナリスト ザ・覆面】コロナ後の旅行、レジャー、消費関連など「ビジョン」逆襲高候補 「グランピング事業」にも進出 (1/2ページ)

 国内製薬大手のエーザイと米医薬品企業バイオジェンが共同開発したアルツハイマー型認知症治療薬「アデュカヌマブ」について、米食品医薬品局(FDA)が治療薬として迅速承認された。

 認知機能の低下を長期にわたり抑制する進行抑制型の機能を持つアルツハイマー治療薬として、世界初の承認となったことから、材料表面化後のエーザイ株価は2日連続のストップ高比例配分を演じて、9日には昨年11月以来となる約7カ月ぶりの1万円大台を回復した。

 エーザイは医薬品業種で日経平均採用銘柄に選ばれている9社のうちの1つ。時価総額は一時3兆円超となり、日経平均採用の医薬品ではトップの中外製薬から数えて5番目の時価総額規模だ。

 全般相場は、メジャーSQ(特別清算指数)を通過して、個別株物色が活発化しやすい地合いとなってきた。物色人気はワクチン接種の進展から、経済活動の回復期待を背景とした旅行、レジャー、空運・陸運、消費関連などアフターコロナ関連銘柄に広がっている。

 ややタイミング的には早いものの、アフターコロナの次にはインバウンド関連のリベンジ相場が到来する期待が十分にあるだろう。

 東証1部の旅行者向けWi-Fiレンタル事業と、企業向けWEBマーケティング支援ビジネスを展開する「ビジョン」(9416)が逆襲高候補になる。

 コロナの感染拡大によるインバウンド、アウトバウンド旅行需要の急減速による影響と、レンタル資産をはじめとするグローバルWi-Fi事業関連資産の減損損失の計上などから、2019年12月期に22億2600万円あった当期利益は、20年12月期に11億8300万円の赤字に転落した。

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