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【こんな時代のヒット力】航空ファン人気モデルに電波時計搭載で転機 多機能、リーズナブルな価格のシチズン「プロマスターSKYシリーズ」 (1/2ページ)

 シチズン(東京都西東京市)のパイロットウオッチ「プロマスター SKYシリーズ」が、航空ファンを中心に幅広い層に人気だ。中でも、SKYシリーズの定番でデジタルとアナログのコンビネーションが特長の「エコ・ドライブ電波時計U680」は、2020年こそコロナ禍で停滞したものの、10年の発売以来、10年間で1・3倍と売り上げを拡大している。

 同シリーズは1989年、「スポルテ」(海外ではプロマスター)として発売。後にユース別シリーズとして、「SKY」、ダイバーウオッチの「MARINE」、登山で活躍する「LAND」に分かれた。

 商品開発部デザイン室デザインマネジャー、黒田昭彦さんによると、パイロットウオッチとは航空計算尺が搭載され、航空機のコックピットを凝縮したようなデザインや機能が特徴という。海外では古くから根強いファンが多いカテゴリーだ。黒田さんは「老舗の海外ブランドは高額なため、高機能でお手頃感のある価格帯ならば、参入できると判断し、開発が始まった」と話す。

 商品企画部第1企画課、杵鞭朋敬(きねむち・ともひろ)さんは「32年の間にターニングポイントが2回あった。1994年発売のC300、2010年発売のU680だ」と説明する。

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