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【こんな時代のヒット力】“リモート映え”需要で男性メイクの意識改革! 資生堂「uno フェイスカラークリエイター」シリーズ (1/2ページ)

 男性コスメ市場が活況だ。コロナ禍による外出自粛、マスク着用の普及でメイク市場全体は縮小傾向にあるが、これまで女性向けと思われてきたファンデーションなども利用する男性が増えた。資生堂ジャパン・ライフスタイル事業本部、大野日向子さんによると、「オンラインで、男性も自分の顔を見る機会が増え、肌の悩みを気になるようになった」ことが、背景にあるという。

 市場を牽引(けんいん)するのは、資生堂(東京都中央区)から発売されたBBクリーム「uno フェイスカラークリエイター」シリーズ。シリーズ累計100万個を超え(2021年2月末)、20年度ヒット商品30にもランクインした。

 BBクリームとは、Blemish(傷) Balm(軟膏)のこと。美容液とファンデーションが一緒になり、1本で下地や日焼け止め、肌トラブルカバーなどの効果があり、爆発的に広がった。その男性版のヒットである。

 unoブランドは、ハイティーンから30代男性をターゲットに展開、メンズ化粧水・化粧液やメンズ洗顔料などスキンケアカテゴリーでも定評がある。BBクリームは、スキンケアのunoとして、当然視野にあった。しかし、中国や韓国では当たり前の男性用BBクリームも、「日本ではメンズのメイク意識はまだまだだった」と大野さん。開発に当たっては、男性に馴染みがなく、女性向けと使用にためらいがある商品なので、男性の抱く抵抗感を徹底的にケアした。

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