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【トップ直撃】素材生かし「糖の未来」へ コロナ禍でもキャンディーのシェアトップ カンロ・三須和泰社長 (2/4ページ)

 --ノンシュガーにも力を入れていますね

 「『果実のど飴』や『珈琲茶館』などノンシュガーシリーズがいちばん大きい売り上げを占めています。砂糖と人工甘味料を使わず、カロリーが普通のあめの半分以下というところが売りです」

 --「ピュレグミ」などグミも柱の一つです

 「グミはあめと違って装置産業で、増設したラインが2019年から稼働しました。子供のころからグミを食べている世代が増えているので、長期的にも広がっていくと考えています。『あそぼん!』というグミは小さなお子さんも安心して食べていただけるよう、国産果汁を使い、合成着色料を使っていません」

 --コンビニでの競争に勝ち抜くには

 「定番の強みが一番ですね。コンビニの棚は限られているので、定番が採用される必要があります。コンビニではコンパクトサイズの商品も増えましたが、これはわれわれが提案したものです」

 ◆コロナ禍でもシェアトップ

 --コロナ禍の影響は

 「大きな影響がありました。ただ、われわれが扱っているキャンディーはそこまで落ちていないので、1~10月のシェアでナンバーワンになりました」

 --社会的な活動も

 「『キャンディエール』という取り組みでは、東京駅にあるアンテナショップ『ヒトツブカンロ』のオリジナル商品『キャンディエール缶』にメッセージを書いて中高生に寄贈しています。そのほか、動物園の支援や社員の働き方改革も推進しています」

 --三菱商事が筆頭株主ですが、メリットは

 「三菱商事は総代理店となっています。われわれの売り先の大半が三菱商事なので、与信管理をする必要がなく、経理も単純化されるなどバックオフィスが簡素化されています。原材料の手当てという面もありますね」

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